マスタードを染み込ませて【ブロッコリーと蒸し鶏のマスタードサラダ】の完成です♪

おはようございます、YOME厨房の奈津佳です。

まもなく一人暮らしを始める娘のひな飾りを家の倉庫から運び出して、ふたりで家まで運びようやく飾り付けをしました。娘とはたくさんの話をするのですが学ぶことや気付かされることがとても多いです。

今日のお弁当のタグの私のエッセイの部分にも書いたのですが、誰もが持っている「美意識」のこと。遥か昔二足歩行をしていた人類の中から生き延びる事ができたのは唯一、私たちホモサピエンスと言われている。例えば他の人類のネアンデルタール人は優れた技術や社会行動ができたために優れた狩猟で大型動物を捕獲することもできたそうです。動物ん桶川や植物の繊維を使用して植物の繊維を使用して衣服や装飾品も製作でき、家族単位で生活していたそうです。それほど有能であった彼らは死に絶え絶滅してしまう。

代わりに私たちホモサピエンスが生きのびたんです。その理由は「美意識」だそうです。

おでこの部分が突き出ている私たちの特徴は、優等生とか忖度と言われる感覚を司る領域が発達している。この感覚は本当は自分の本意ではないことや、自分の感じている事に蓋をして嘘をつくことも含まれる。一方、ネアンデルタール人が死に絶えてしまったのはこの美意識が少なかったからではないかと言われています。

わかりやすく例えると、忖度や協調性の反対、自分の出し抜いて逃げる「汚い」戦略が優位だったからというわけです。

人類が生き延びるために取れる戦略は２つしかなく、逃げ切るか、助け合いながら生きるか？このいずれかしかないそうです。

誰もが本来は持っている美しいものに圧倒される感覚、これは実は誰かとは違っていたり、少数派かもしれない。でもそれをあえて声を大にして表現することよりもそうじゃない方を選択しているのは、生き延びるため。

自分の感覚を全面に信頼して突き進み勝つ、他者を欺いて奪ってでも逃げた方が早く到達できるのかもしれない。けれどそうしないのは遠回りで地道だけれど他者と協調しながら少しずつ「勝つ」方に向かい皆をまとめて近づいてゆく。この感覚にエネルギーをたくさん使ってるんだ。

娘のおひなさんを飾り終えて、自分のやけ食いの理由が解明できてちょっとスッキリした日曜日を過ごしました。